
相手の立場や視点で考えることは、仕事(ビジネス)を前に進めるにあたって必須です。
単純作業のお仕事は別として、少なからず他者との協力が必要であったり、顧客との接点があったりする場合、「相手の目線が持てない人」は業務をスタックさせることが多いです。上司が出ていって調整を代行する必要があるわけです。
これって、できる人は自然と身に付くものですが、できない人は指導しても習得に至れないことが多いです。
そういった人たちには「相手目線で考えようよ」とか言っても成果が出ず、お互いイライラにつながってきて不幸です。
指導するのではなく、こう行動してほしいと具体例を指示し、せめてそれだけでも実践してもらう。といった対処をした方が効率的です。
ということで、私が指示している具体例を並べてみます。
都合NGなら代替の日時を示す
相手だって忙しい中で候補日時を挙げてくれてます。なのにこちらは「その日時は対応できません。別日の検討をお願いします。」とか言わないでください。
メールを読まれた前提で話さない
多くの人が忙しい合間に大量のメールを処理してます。「先ほどメールしたのですが届いているでしょうか?」といった確認は必要です。
自分(自部署)がやることを示す
自分のやるべきことすら理解できてないので、相手に的を得ない依頼ばかりしている人が居ます。
約束を守る
簡単に約束を破られたら怒りますよね。
せめて誠意が伝わる熱量で行動してください。「私は忙しいから」で簡単に約束をスルーしてしまう人に対しては、相手だって約束の優先順位を下げます。
相手の言動に感謝の意を示す
仮に求めていたものと違うアウトプットが来ても、まずは「ありがとう」のリアクションをしてください。相手は相手の事情のなかで動いてくれてます。
感謝の意が伝われば、あなたの徳ポイントも積まれ、好循環につながっていきます。
こういった指示が必要な人は、同じことを何回か言っても繰り返されることが多いです。あまり気にせず何回でも指示するのが意外と効果的だったりします。
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