まず前提として、上司だって人間です。
50歳過ぎのオジサン部下に、
青色の髪の毛で出社されることでの心理的ダメージは相応です。

さすがにロン毛では無いですが、色合いとしては、ほぼ↑写真の通りです。
突然イメチェン出社された初日のショックは大きく、数か月を経過した今でも見慣れることはできません。
20代の若手ならまだしも、オジサン相手に髪色の注意をしなければならないというのは、相応のMPを消耗します。
ビジネスマナーとして相応しくないことは少なからず認識しているはずですし、注意しても噛みつかれることは明白でした。
しばらくスルーしておけば飽きて直してくれるかも?と淡い期待で放置していたのですが、やはり直りません。
その青髪まま、社外の方(スーツ着用)との場にも出ようとされたので、
「それはさすがに控えてください」と注意した結果、
案の定というか、文句を返された次第です。
さらに産業医に相談されたため、産業医に呼び出され、来週出頭する羽目に。。。
青髪オジサンの主張は以下。(だいたい予想通り)
・問題ならもっと早く言ってくれ
・多様性を認めようとしないのか
・理由も聞いてくれないのか
・上司としてのコミュニケーションが足りてない
なるほど、そういった面で上司である私が改善した方が良い点もありそうです。経験値として蓄積していこうかと思います。
けどこれって、ちょっと社会人の言動じゃないよなー、と思うわけです。
ここが学校なら、先生は生活指導するし、周りの生徒は「その髪色どうしたの?すごいね!」とかチヤホヤしてくれたりもするかもしれません。
けどここは会社です。
成長の見込めないオジサンの生活指導をするリソースは無いし、指導ノウハウも乏しいです。
周りの社員だって、やばいオジサンの持論に巻き込まれたくないのでスルーです。
もはや青髪オジサンのためというより、私が恥ずかしい。なので「社外に出るのは控えてほしい」と伝えた。というのが正直なところです。
社会人として自覚のないオジサンを指導成長させる、スキルも精神力もリソースも、私は持ち合わせていません。
せめて成長意欲のある若手や、普段から仕事はバリバリこなすエース社員なら頑張れるかもしれません。
そのどちらも該当せず(むしろ真逆)、ちょっと注意すれば文句ばかり返したり産業医に訴えたりするようなオジサンは、やはり社会人として居場所がなくなったしまうのでは無いかと思います。
ちなみにこのオジサン、2年前にメンタル疾病で数ヵ月お休みされ、今も高ストレスで不眠の症状も抱えておられます。
本人主観では、たいへん辛いのも事実かと思います。
業務環境や上司にも多少は要因があるのかもしれません。
けど冷たいようですが、主要因は本人にあると思います。
社会人としの自覚が乏しく、周りに注意されれば反発し、呆れられる。
次第に周囲とも冷めた関係になり、それがストレスとなってしまう。
本人の意識が変わらない限り、当人の不眠が改善することは難しいのではないかと思うわけです。
「どこまで甘やかせば良いですか?」と、
来週呼び出されている産業医に相談してみたいと思います。
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