上司は判断なんてしたがりません
偉そうにしている上司さんたちですが、職位が上であるほど、リスクを伴う判断はしない人が多いです。責任を伴うのが嫌だから。
例えば2択の判断が必要な場面。
正答率が50:50での提案で判断を求めても、偉い人が判断することは無いです。
そしてこれが、80:20でも同様です。。。
下手すると「検討が甘い!」とか、「エビデンスが足りない!」とか、怒り出す上司もいます。やり直しを命じられます。
原則、100:0での提案が必要です。ひどいと120%みたいな次元まで求められます。
その上で、彼らは「ベストで良い判断をした」と思っていたりするわけです。
時間ばかりかかる上に、実際に検討する提案側は疲弊していきます。
では、どうするか
80%くらいであっても、100%と言い切ることが必要です。
残り20%のリスクは、こっちで背負ってしまい、100%に見せて判断させれば良いです。
ただ20%の部分について、嘘はNG。触れずに、それでも100%に見せるストーリーを組んで提案です。
もちろん、明らかに詰めきるまでもない内容であれば、の話です。仮にその20%が裏目に出てしまい、後で不都合でると更に大変ですので。
実際に検討している我々としては、重要なポイントから優先して取り組んでいるわけですから残りの20%は、裏目になる可能性は無く、検証した方が確実だけど時間がもったいない(他の業務もある)というケースかと思います。
それを正直に偉い人に伝え、リスク込みで判断を求めても、残念ながらダメです。
効率的に進めるためにも、自分が一番詳しいところでのリスクは自分が判断し、偉い人からは了解を得るだけ。そんな流れにする方が、双方ベターなのが現実です。
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