やる気はあるはずの部下なのですが、会議中に寝てしまうことがあります。頻繁に。
彼は新卒で入社して2年目になったところです。
しばらく様子を見ていましたが、自分で改善してくれそうにないので、こちらからアプローチしてみました。
会議中に寝てしまうことの現状分析
自分も新人のころ、「寝てはいけない」と思いつつ必死に睡魔と戦っていた記憶があります。正直なところ、今だって場面によってはあります。
「夜ふかしはダメだよ」とか「規則正しい生活してね」とかいうのは、おそらく効果が無いわけです。
自分の経験からも、彼が寝てしまう原因は以下が考えられます。
- 会議の内容が難しく、ついていけない
- さほど重要な会議とは思えず、つまらない
- 自分が発言しなくても会議は進行できる
- 身体的な眠気覚まし手段が無い
これらが重なることでの眠気に対し、精神論では何ともならないことが多いです。
なんとかなる人も居るかもしれませんが、私は無理です。
ロシア語とかのワケわからない映画を1人でボーっと見てても、寝ますよね。
ふだん威張ってる偉い人だって、2と3あたりが重なる場面では、あっさり寝てたりするわけです。
寝てしまう部下へのアドバイス
寝てしまう彼と、別件で面談する機会があったので、以下のアドバイスをしました。
- 会議の内容が難しくて眠くなるのは分かるけど、寝てしまうのは良くない。
- 分からない内容があるということは、学ぶ機会だということ。
- 出席者に分からないポイントがあるということは、発言者の配慮不足でもあるわけで、その場で質問して良い。発言の練習になるし、眠気もなくなる。
- 分からなくても、会議内容を全てメモすると良い。その場で聞きづらかったことも、後で調べたり聞いたりできる。議事録をとる練習になるし、眠くなりにくくなる。
- コーヒーとかミンティアといった、眠気に効くカフェインを活用するのもあり。効き目に個人差あるから、自分に有効なものを探すと良い。
- しつこく言いたくないので、もう寝ちゃうことについて注意はしない。学校ではないので自己責任。
こんな話をしました。
その後、約3週間たちますが、3.4.5.を実践してくれており、寝ていません。
6.は言い過ぎたかなーと思いつつ、彼ががんばってくれているので、私としては良かったです。
寝ないための具体策
ということで、眠気に精神論は無力です。
- メモをとる(手を動かす)
- 質問する(頭と口を動かす)
- カフェインをとる
といった眠くならない対策をとりまょう。
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