
「ネガティブシンキングが染み付いててる人、けっこう上司を疲れさせてると思いますよ。多少は仕事できなくても、ポジティブで素直な部下の方が、私は助かってます。」
といったツイートを吐露してしまいました。
疲れてばかりじゃなく、ネガティブな人たちとも向き合う必要があります。
ネガティブ思考とネガティブ行動
思考と行動がポジティブ/ネガティブの2軸でグループ分けし、それぞれに対する私の場合の接し方です。
①ポジティブ思考×ポジティブ行動
疲れる度:★☆☆☆☆
モチベーションを自身で創造しつつ、目的(ゴール)に向けて行動してくれる人たちです。
適切にタスクを任せておけば、適切なアウトプットにつなげてくれることを期待できます。
上司としては全員をこのグループに誘導&維持することが命題となります。
②ポジティブ思考×ネガティブ行動
疲れる度:★★★☆☆
依頼や指示するとポジティブに受け入れてくれるので、上司としてはタスクを振りやすいです。
ただし目的(ゴール)を失念して行動してすまうグループです。
言われたことしかしない/できない、というケースが多いように思います。
些細な想定外でも軌道修正しながらの業務遂行が必要なところを気にも止められない。そのため的外れな行動を継続してしまいがちです。
よって上司は具体的な行動指示と、事細かな進捗フォローが必要となります。
自分で勉強するのも苦手なようで、成長スピードも遅い印象です。
高卒の私としては、大学院卒なのに不思議だったりしたのですが「指定された過去問題集をやれば何とかなった」とのこと。なるほど。
③ネガティブ思考×ポジティブ行動
疲れる度:★★★★☆
受けた仕事は捌いてくれます。能力も高い。けどモチベーション低い人たちです。
被害者意識や他責に徹するといった傾向があり、業務過程での調整ごとでスタックしたりトラブルに発展したりします。
助言も敵意と捉えてしまう傾向があります。間違いを指摘された場合は、明らかに不快感を示されたりします。
では放っておいてほしいのかというと、そうでも無い人が多い気がします。おっさんなのにツンデレ??
社内でストレス診断といったツールを用いた際は、もちろん高ストレス診断を叩き出され、上司は人事部や産業医から対処を求められます。
上司としては気を使わざるを得ないわけです。
④ネガティブ思考×ネガティブ行動
疲れる度:★★★★★★★★
正直なところ、この人たちには期待しないようにしています。
それなりに本人たちが処理できて、優先度や重要度の低いタスクを振り分けてます。停滞してもダメージ少なくて済むように。
しかし、それでは済まないことが多いです。
この人たちは余計なことすることがあります。
・ちょっとしたトラブルを掘り起こし、お祭り騒ぎする。
・ほんの少しの困りごとを大きな課題として提起し、改善を要求してくる。
・忙しいアピールする(実態はやりたくないアピール)。
・他の人に「頑張っても仕方ないよ」とか言う。
・他の人の困り事に首を突っこみ、解決に向かうのではなくモチベーションを下げさせる言動をする。
・自分が主のタスクはあまりやらない。
たぶんですが、この人たちがポジティブになったり成果を創出できるようになることって、無いと思うわけです。せめて放っておきたいのですが、そういうわけにもいかないので手がかかります。
ということで、いかにマイナスを創出させないようにするか、といった対応が必要です。
適度にレベル低めのタスクを振ったり、前向きな声かけしたり、誰かの邪魔してそうだったら介入したり、、、といった感じです。
それぞれの個性にあわせて接しないと、せっかくポジティブな人もネガティブになってしまうことも良くあると思います。
ネガティブな人を何とかするより、ポジティブな人のモチベーション維持が私としては優先になってます。
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