【分煙化に続いて禁煙デーを拡大する職場】さすがにタバコ吸う人かわいそうかも

私の職場では分煙化が3年前くらいに完遂され、そしたら最近は禁煙デー(喫煙スペース閉鎖)が増え続けています。

私が入社する前の1900年代は勤務時間でも自席で自由に吸ってて、ボヤ騒ぎもあったようです。

それが廊下→分室→屋上と、喫煙スペースの業務フロアからの隔離レベルが上がってきました。

そしたら禁煙デーが始まり、月に1日だったのが最近は週1となりました。

3ヶ月後には週2とし、数年後には全日を禁煙としていくそうです。

「健康のため、卒煙の準備を今から始めましょう」とのこと。

なんというか、良くないことを徹底的に排除したがる、極端な対応で迷走してる一例を見ている気がしてます。

完璧じゃないと気がすまなくて、その完璧の実現のためなら背反するデメリットは受け入れを強要する。

結果、完璧のために定められたルールは抜け道を見出だされるか、半年もすれば風化するといったパターンではないかと。

ちなみに、私はタバコを吸えません。

煙たくて苦しくて嫌いです。健康にも良くないということで、副流煙を吸わされるのは苦痛です。

なので分煙化は助かってます。

けど禁煙まで必要かというと、少なくともタバコ嫌いの私にはどうでもいいです。

一方で喫煙する人って肺がんリスクなんて知った上で、それでも止めないし止められない。「皆さんの健康のため」とか言っても平行線なわけです。

結果、禁煙デーでも外に出て吸ったりするんですよね。

近くのコンビニとか、駅とか、駐車場とかに遠征し、溜まり場のような状態でタバコを吸う。というモラル的にも残念なことになってます。

組織って理想論者の意見が通りやすい傾向ありますかね。結果こういった極端すぎる施策が横行する。そして風化または抜け道。という、お決まりパターンかと。

完璧じゃなくても丁度いい着地点で妥協する。これ大事だと思います。

「やる気ない」と捉えられることがありますが、そんなことないです。

理想論なんかより実は難しく、落としどころを見定めるセンスと周囲を納得させるリーダーシップが必要になります。

タバコを吸うということが時代的に弱者の立場になってきていて、弱いものいじめな感じで理想論を振りかざした結果、禁煙デー強行。

といった流れが多少あるのではないかと。

弱いものいじめの理想論って、けっこう不幸につながるので、自分ではやらないように気をつけます。

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