遠慮でテレワークできない風土がもったいない

テレワークできない職種の方々に対し、デスクワーク中心である私の職業はテレワーク可能です。

会社もテレワーク制度を整えてくれており、私の職場は恵まれている方だと思います。

なのですが、

皆なんとなく遠慮してしまってテレワーク率が非常に低いのです。

5%前後(1人平均で月に1日くらい)といった程度です。

遠慮というのは、

・仕事はずっと会社に来てやってきたので出社しないとサボってるように見られそう。

・自分としても自宅だと手を抜いてしまいそう。

・テレワークだとできない業務がある。(電子化できていない書類とか)

・コミュニケーションが取りにくい

といったデメリットを気にしてのことになります。

従来の出社なら普通だったことに多少なりとも変化が生じることへの不安感が先行していて、デメリットの影響度はさほど考慮されていないようにも思います。

頻繁にテレワークをすると「え、この人またテレワークなの」といった空気が発生するわけです。

実際のところのデメリットは「テレワークだとできない業務がある」だけかと思いますが、それも私の職場では全体の15%程度です。

週2~3日くらいテレワークしたところで支障が出ないように業務を組めるわけです。

さらにテレワークの方が効率が良い面もあります。

・過度の相談事が減り自分の仕事に集中できる。

・私語にも巻き込まれなくなる。

・周囲の声や雑音もなくなり集中できる。

人間はシングルタスクの生き物ですので、静かに目の前の仕事に集中できる環境というのは大きなメリットです。

それでいて、

・通勤しなくて良いぶん自由時間が得られる

・感染リスクが無い

・職場のピリピリした空気を浴びなくて済む

・嫌な上司の顔を見なくて済む

といった実際のところの嬉しさも得られます。

もちろん、中にはサボる人も居るでしょうから注意は必要です。

職場に行かないとサボってしまう、という人がテレワークしない方が良いのは当然です。

ただ、テレワークだとサボる人って、職場でも隠れてスマホいじってたりとか、誰かと私語したりとか、延々とタバコ吸ってたりとか、、、そんな実態が多いようにも思います。

逆に職場でサボらずに仕事できている人は、テレワークでもサボらない可能性は、割と高いように思います。

「テレワーク = 楽できる制度」という暗黙のイメージが浸透してしまっていて、皆さんテレワークしにくいから遠慮する。

マネージャー・上司も暗黙でそう思っている(思っていそう)ので、尚さらテレワークしない。

これってやはり、もったいないと思います。

ということで、私は毎週金曜日は原則テレワークと決めてしまいました。

上司も含め、周囲にも宣言してしまいました。

週一テレワークでも少し違和感の目で見られる実情ですが、実際のところの業務効率低下は無く、集中できるメリットの方が大きいです。

今後も継続しつつ、周囲にも「テレワークの方がむしろ仕事が進むよ」と啓蒙していきたいと思います。

で、将来的には週2日をテレワークにしてしまいたい。そんな感じです。

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