若手の意見を聞かない「頑固なベテランおじさん」の扱い方

若手くんが「頑固なベテランおじさん」に意見を拒絶されてしまい、かわいそうな場面がありました。

知識も経験も豊富なベテランおじさんにとって、若手が考えてくれた意見に対して不足点が気になってしまい、「自分ならこうする」の通りでないと受け入れられない。というケースです。

この「頑固なベテランおじさん」は多くの若手に対して、このように「若手の意見を受け入れられない」になりがちです。

これでは若手の自立やモチベーションの面で好ましくありません。

同じようなケースを抱える職場もあるのではないでしょうか。

今回の実例

若手くんが考えた企画について発表し、ベテランおじさんが聞くという場面でした。(私と他に数人も同席)

ベテランおじさんは冒頭から「気に入らないオーラ」を出しており、若手くんの発表が終わりしだい企画をダメ出し。

若手くんも受け答えするも、反論気味の論調が更に「気に入らない」を増幅させたようで、ダメ出しもエスカレート。

若手くんを援護し「多少は不足点あるものの企画は着手してみましょうよ。始めてみて課題は軌道修正していけばokでしょう」といった意見も出たものの、気に入らないスイッチONのおじさんは譲る気がありません。

けっきょく若手くんの企画はお蔵入り方向となってしまいました。

ちなみに、この企画は自己啓発での勉強会であり、会社に損害が出るリスクは一切ありません。

頑固なベテランおじさんとの付き合い方

ベテランおじさん:殿様

若手くん:軍師

のつもりで、こちらは進言する形式をとる。

この方法なら平和的だし、持っていきたい方向に着地しやすいです。

これを誤り、進言でなく「指示」と受け取られると、軍師(味方)ではなく敵と認識されることになります。

敵の意見だから聞かないわけです。場合によっては攻撃されます。

失敗例

若手くん:●●についての勉強会を自己啓発でやりたいと思います。

ベテランおじさん:●●は多くの人を集めてまで勉強するべきテーマなのか?

若手くん:最近●●でトラブルが起きているので、この●●を勉強会テーマに選んでいます。

ベテランおじさん:最近トラブルがあったとはいえ、他にもっと勉強すべきことがあるだろう。なんで●●がテーマなのか?選んだ経緯を説明してくれ。

若手くん:トラブルが起きるということは知識が不足しているということなので●●をテーマにしました。

ベテランおじさん:俺はちがうと思う。他のテーマと比較して●●を選んだ理由を示してくれ。じゃないと賛成しない。

若手くん:・・・・・・

ということで、殿様としては若手くんの提案が気に入らないことで頭いっぱいのため、冒頭から賛成するつもりがありません。

自分(殿様)に無断で●●を決められた。だから気に入らない。といった心理すら見受けられます。

成功例

若手くん:殿様さん、最近●●のトラブル多いですね。昨日もその件での苦情対応ですか。

ベテランおじさん:そうなんだよ、なんとか改善したい。

若手くん:それって、やっぱり我々の知識不足によるところがあったりしますかね。

ベテランおじさん:まあね。

若手くん:そうなのですね。それでは殿様さんの負荷を少しでも減らすため、私の方で●●について勉強会をやってみようかと思いますがいかがでしょうか。

ベテランおじさん:おお助かる。よろしく。

といった感じで、ベテランおじさんの困りごとに共感を示し、その解決策と関連付けた提案という形にできれば、賛成を得る確率が上がります。

マウント取らせてあげる

頑固なベテランおじさんはプライド高いです。いちど反対の姿勢を示した後に、やっぱり受け入れるというのは「負け」と認識しておりプライドが許さないわけです。

いちいち真っ向勝負せずに「なるほど、その通りですね」と、まずは受け入れ姿勢をとった方が賢明です。

その上で「ちなみに、このような観点ではどうでしょうか」といった感じで少し角度を変えてアプローチするのが有効だったりします。

また、自己顕示欲も強いです。長い武勇伝でマウントとってきたりもしますが、気が済むまで語らせてあげれば良いです。その間に我々は角度を変えたアプローチを考えることができます。

むしろベテランおじさんから学ぶ

とはいえ、若手くんよりベテランおじさんの意見の方がベターなことが多いです。

今回のケースもそうだったりします。やはり経験値に差が大きいわけです。

若手くんがレベル25だとして、ベテランおじさんはレベル68くらいの感じです。

企画を却下されたと嘆くより、アドバイスだと受け取って更にベターな企画に仕上げることを考えるのも有です。

前述のような誘導テクニックを身につける良い機会にもなります。案外どこでも使う機会あると思います。

ベテランおじさんが上司となることもあるでしょう。その場合、平和的な扱い方を身につけることは精神衛生上から必須だと思います。

ここを乗り越えられない人が、指示待ち人間になってしまう可能性が高いです。

若手くん側も、ベテランおじさん側も、どちらも気を付けたいものです。

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